本当に履けるシンデレラのガラスの靴パンプス・タイプ
2013/03/13 (水)
2017/01/06 (金) 更新

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本当に履けるガラスの靴(瑠璃色)の左側面。側面は瑠璃色の被せガラスを採用した。ヒールの材質は無色透明のクリスタルガラス製。
特別色 瑠璃色
本当に履けるガラスの靴(瑠璃色)を俯瞰する。左右非対称で、内部は右足がぴったりとはまる構造で設計されている。底面は無色透明の輸入ガラスを曲げたもの。無色透明のクリスタルガラスでできたヒールの内部は、まるでプリズムのように光が屈折して見える。


金赤ガラスの靴
特別色ゴールドピンク 2012年制作モデル ¥138,000-(消費税8%込み)より(つま先の飾りは別途オプションになります。)


本物は世界にひとつ。はせがわガラスの本当に履けるガラスの靴の、右側面。側面と底面には、透き通る光が宝石のように美しい無色透明の輸入ガラスを使用。クリスタルガラスでできたヒールは、軸が細くなった。つま先に取り付けてあるスワロフスキー製アゼリアの花はオプション。
標準色クリアー 2011年制作モデル ¥98,000-(消費税8%込み)より(つま先の飾りは別途オプションになります。)


つま先がとがったガラスの靴の左側面。ガラスはふちが黄色っぽくなっている。ヒールは変形しているロットを組み付け。足の甲の桜の花はオプション。

本当に履けるガラスの靴について

 シンデレラの寓話に登場し女性なら一度は履いてみたいと思うガラスの靴ですが、実現は不可能とさえ言われておりました。
 ガラスと云うと局所的な熱、衝撃、引き裂きのストレスには非常に脆く割れ易いイメージがありますが、実は圧縮応力に対しては鉄の約5倍の強度(1平方センチ当たり9〜12トンの垂直静止荷重に耐え得る)と言われております。
 永年建築用から工業用、美術工芸用など様々なガラスに触れ、割れる限界点を数多く体験体感して来た経験則から今まで誰一人「履けるガラスの靴」を作らなかったという事が不思議でした。
 女性が待ち望んだ「本物のガラスの靴を履く」ためだけであれば、牛乳瓶程度の強度で十分なのです。

 そしてあるクライアントのキャンペーンのために「履けるガラスの靴」制作の機会が巡ってきました。
 美しく見せるために踵を細く絞っているハイヒールパンプスの形状をそのまま踏襲しても伸縮も変形もせず履けないため、「履けるガラスの靴」は踵の部分が丸くなって実際の靴にはないデザインとなっております。また、甲の部分も足の指が隠れる程度に大きく開口をとっているのも特徴です。
 出来上がった「履けるガラスの靴」は従来の置物のガラスの靴とは異なり、展示して鑑賞し、履いて肌身の感触にシンデレラを想い、自身を同化、感情移入できる作品となりました。
 そしてシンデレラのガラスの靴に憧れ、探し続けている女性のために、このホームページ上にて2002年5月29日世界で初めて公表しました。
 ある程度丈夫なため中には履いて歩く方もいるのですが、実用品の靴ではなく、歩く事は禁止しております。歩くとガラスの靴は転びやすく捻挫したり、靴擦れしたり、割れて怪我をしたりして危険です。
 様々なタイプの内、スリーピースと4ピース構成のガラスの靴はスマホと同じ様に強化ガラスにする事も出来ます。高級靴の様に部分的に分解して修理する事も可能です。ワンピースタイプは強化加工出来ません。
 別段、特に新しい技術などは使ってないので真似をすれば模倣品は簡単に作れるかもしれませんが、「実際に履けるガラスの靴」は実用品ではなく鑑賞用の作品であり、世界初の著作物です。従って作品を一部加工したり、製法を変えたりしても複製品を作る事はできません。
 未だ嘗て誰も創り得ず存在しなかった物を具現化した実際に履けるガラスの靴です。割れ易いイメージの素材なのに実際に履けてしまうガラスの靴は、女性の持つ恋愛や結婚への夢、憧憬、不安、葛藤、至福感などを表現し、鑑賞者にシンデレラの気分をよりリアルに体験して貰える作品です。飾り物であるだけのガラスの靴と違い、履ける様になった途端、実際に履けるガラスの靴は直立し道具を持ったサルが人類になった如く全くの別物となった原始的著作物とも言えるものです。

2代目のガラスの靴。ヒールはピンタイプで極端に細かった。ハートはミラーを組み付け。

 本当に履ける本物のガラスの靴は普通の靴の様にしなる素材では無いため、スムーズな歩行は出来ません。歩行を禁止するためと、 「シンデレラの靴」であるため、シンデレラが落として行った右片方のみしか作りません。
@¥98,000-(8%消費税¥7,259を含む)~24.5cmまで
25~26cm @¥108,000-(8%消費税¥8,000を含む)
(価格は予告なく改定する事があります)


 本当に履ける本物のガラスの靴の制作には通常30日から40日程度掛かります。充分な余裕をもって ご発注ください。


2005.4.23〜6.5 ■吹田市立博物館にて開催された春季特別展「ふしぎ探検 足とはきもの」にて公開。体験可能のため、訪れた多くの方が実際に履きました。
世界初と同じ仕様の、本当に履けるガラスの靴。無色透明の輸入ガラスより加工。形は全体的に丸みがあり、ヒールも太かった。吹田市博物館に展示されたもの。


2005.10.7 ■CS110°304ch ディズニー・チャンネル、DVDダッシュ!番組内で、はせがわガラスのガラスの靴が紹介されました。

2006.6.21 ■発売のシングルDVD ガラスのパンプス/後藤真希 にタイトルにもなっている はせがわガラスのガラスのパンプスが登場。

2008.9.1 ■レクサスIS250(スペインの空港で、女性がタラップを駆け下りる。時計はもうすぐ12時になろうとしている。空港へと急ぐ赤い車。)のTVCMに、当社で製造したガラスの靴が登場しました。

2010.7 BS10チャンネル「スター・チャンネル ハイビジョン」「スター☆ミニシアター」「幸福」にて履けるガラスの靴が登場しました。

2013.2.28 お台場ビーナスフォートにおきましてデンマークのエコー社のコンフォートシューズ100万足販売を記念してシンデレラ・スマイルキャンペーンがイベント開催され、はせがわガラスの履けるガラスの靴を大勢のお客様に履いていただきました。

2013.4.11〜6.20 フジテレビ木曜劇場「ラスト・シンデレラ」の提供クレジットの背景に、はせがわガラスの履けるガラスの靴が登場しました。


足の計測法





はせがわガラス株式会社