ガラスの病院

「グラスが割れた!」時

-ガラスの病院の入院手続き-

●ケガをしない様に注意して全てのかけらを集める

回収できる限りの範囲で構いませんが、小さなかけらも拾い集めて小袋に入れてください。大き目の破片はティッシュなどに軽く包み小箱に詰めます。

●絶対に接着はしない!

修理を依頼される前に、テープや接着剤などでかけらをくっつけてしまわれますと、用途別の接着剤が着かなくなってしまいます。瞬間接着剤や市販のガラス用と書いてある接着剤も絶対に使用しないでください。修理の時、完全に接着剤をはがすことが困難ですので、極端に接着強度が落ちたり、最悪の場合、修理が不可能になることがあります。

●用途を決めてお申し付けください。

用途により、修理方法が違います。美術作品の修復の様に何時でも加工前の状態へ戻す事ができ、外観のみ完品にすればいいのか、ガレのランプなどの様に点灯時ひびが目立たず、耐熱性が要るのか、あるいは瑕を研磨するだけの実用的な修理で良いのか判断してください。

●症状を正確にお伝えください

スキャナーまたはデジカメで現状画像(破損状況が判別できるもの)を取り込み、指定のアドレスへ送信してください。
あるいは近接撮影の出来るカメラで写真を撮って、プリントを郵送またはメールで送って下さい。
個別の大まかな見積もりをお送りしますので、ご検討ください。

 

●安全に搬送してください。

修理依頼品をエアーキャップ(プチプチシートです)か、なければクシャクシャに揉んだ新聞紙で包んで更にダンボールなどを巻き、上下前後左右とも新聞紙を軽く丸めた紙団子を周囲厚み10cm位詰めたダンボールケースで送ってください。必要であれば、保険を掛けてください。保険会社は欠けたガラス器など無価値かそれに近いものと解釈しているようです。
依頼品と送付資料が違っていたり、症状が極端に進んでいる場合は、新たな診断書(見積書)を発行します。同意がなければ、運賃着払いで返送します。

●代金引換で料金をお支払いください。

さあ、いよいよ退院です。修理代+消費税+運賃+代引き手数料をお支払いください。到着後すぐに検品してください。

 

お客様のメールアドレスは正確に入力してください。何度返信しても<MAILER-DAEMON>から返ってくる方がいらっしゃいます。ご住所・電話番号でも併記いただければ連絡できるのですが…