2016年・夏から贈答用ケースがミニクッション付きタイプに変更されました。
箱上面の文字は“glass slipper”と書かれています。
ガラスの靴を英語で言うと、“glass slippers”。
slippers とは、舞踏会用の靴を指すようです。
専用のお箱には、シンデレラの落とした右片方の靴が入っていますということで、“glass slipper”(単数形)の表記をしております。
トーマス・ウェッブ壺ランプ カメオの欠け修復
こちらのアンティークは、トーマス・ウェッブの、おそらく壺だったものをリメイクしたランプです。
白い被せガラスのカメオ(彫刻)が美しいランプですが、一部、欠けている部分がありました。
まず、黄色ガラス部分の欠けを埋めます。
幅わずか4mm、厚さ1mmに満たない程の小さなガラスの欠片を研磨・カットして作ります。
カメオの欠け復元後の写真がこちらです。
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ワイングラスを使用したステンド制作例
ワイングラスの高台を利用したステンドグラスをご紹介します。
実際の制作に使用したものではありませんが、このようなグラスの高台を使って欲しいとの、ご要望でした。
高台を組み込んでご予算に応じてデザインしたものがこちらです。
まさかワイングラスがリビングの間仕切りになるなんて・・・!
大胆なリメイクの発想に脱帽、素敵です。
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ヴェネツィアンガラス鏡修復
ヴェネツィアンガラス鏡の部品修復例です。
(↓)繊細な細工の施されたこちらの部品ですが、裏面の銀が所々剥げ落ち、釘が無くなっている所がありました。
(↓)修復したものがこちらです。
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巻物軸先レプリカ試作
表具屋さんからの依頼で、正倉院宝物・巻物の軸先(ガラス製)のレプリカ試作を依頼されました。
資料は写真のみでしたが、近い色のガラスを鋳造して削り、成形しました。
完成品がこちらです。
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リメイク例・蜻蛉玉ワイングラス
もとは普通のワイングラスだったものですが、持ち手部分が折れてしまい、修理をご希望でした。
頂き物でどうしても残しておきたい・使いたいとのことで、持ち手の折れをきちんと接着しても、強度的に実用でお使いいただけませんので、間に補強として蜻蛉玉の繋ぎをいれることにしました。
(↓)ワイングラス補強デザイン案
どうしても残したい・使いたいお品は、完全修復する以外に、リメイクして残す方法もございます。
ぜひ、ご相談ください。
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暖炉火除けの真鍮枠復元
ファイヤースクリーン(暖炉の火除け)をステンドガラスで作ったものです。
このアンティークの一品ですが、枠が壊れていたので、鍛冶屋さんに修理に持ち込まれましたが、鉄で出来ていないために断られたそうです。
材質は真鍮でした。
ステンドに付随するものなら、と当社に持ち込まれて復元いたしました。
真鍮を叩いて出来ましたのがこちらです。
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2種混合金彩グラスの修理事例
金彩の剥がれた部分の補修は、メーカーごとに製法が違い、完全に同じ色での復元は出来かねます。
(↓)グラスの上の欠けのある部分にメッキ系の金彩、側面カットの部分に焼付塗装系の金彩があるもの。
しかも、このグラスの場合、1つのガラス器にメッキ系の金彩とエナメルなどの焼付塗装系の2種の金彩が施してあり、2つの金彩の焼付する温度が異なるため、完全修復出来かねるものでした。
■代わりに、修理として対応
(↓) まず、欠けの部分を研磨しました。このままでもリメイク品としてお使いいただけますが、
(↓)側面カット部分の焼付塗装系の金彩に合わせた色で再塗装して修理いたしました。
金彩の修理方法もいくつかあり、承れないことはありませんが、完全に同じ色での復元は出来かねます。
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バカラハーモニー・例外的に修理した事例
バカラの「ハーモニー」シリーズは、縦に入ったカッティングが美しいですが、
飲み口の辺りまでカットが入ったものは、通常はお修理をお断りしております。
カットにより、グラスの厚みに薄い部分があり、研磨やカットの振動に耐えきれず、割れる確率が高いからです。
(↑)こちらのグラスは通常でしたらお断りするところなのですが、失敗した場合は廃棄して構わないとご了承いただいた上で、カットいたしました。
(↓)V字の谷の厚みが、一番厚くなるところ(真ん中)辺りでカットいたしましたので、グラスの高さは半分ほどの、ショットグラスとしてリメイクになりました。
飲み口は丸くなるように研磨いたしましたが、断面のV字のカット部分が、若干、口に当たりますので、多少違和感があるかも知れず、あまりおススメはいたしません。
※カット・研磨の時に、大変、集中して神経を使います。
ガラス修理のご依頼もたくさんありますので、上記のようなハーモニーで大量の修理は承りかねます。
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2016新作・瑠璃色のガラスの靴
どんなガラスの靴があったらいいかと、試作で出来上がりました、瑠璃色のガラスの靴です。
瑠璃色、ラピスラズリ、コバルトブルー、色の言い方はいろいろあると思うのですが、「瑠璃色」と言っております。
サンプルが店頭にございますので、ぜひ実物をご覧になってご試着ください。